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ご挨拶

 当会は、明治大学の卒業生あるいは在学生を構成員とする8士業団体、明治大学法曹会、明治大学公認会計士会、駿台会計人会、駿台行政書士会、社会保険労務士駿台会、明治大学司法書士俱楽部、明治大学不動産鑑定士会および明治大学弁理士会とその会員から構成される団体で、専門家を横断的にまとめた全国初の大学OB・OG組織です。その発足およびその後に経緯については、本ホームページ『明士会について』をご覧ください。
 当会は、会員の職能の向上、研修、交流および親睦を図るとともに、本会加入士業団体および関連士業間の連携により、社会的諸問題を一元的に解決し、併せて明治大学の事業に協力することを目的としています。その目的達成のため、現在、5つの委員会と1つの事業部を組成しています。
 また、当会会員相互の交流は、単なる親睦に止まることなく、専門領域を越えての新たな知見と刺激を会員に与えるための活動が、当会の事業の柱の一つとなっています。そのために、職能の向上および研究成果として、毎年、テーマを決めて研修会を開催し、8士業のそれぞれの専門家としての知見をもとに検討を加えた研究結果を発表しています。2019年から、社会貢献の一環として、会員のみならず一般の方にもこの研修会に参加していただけるようにしています。また、2019年に、その成果を「相続問題に必要な実務の基礎知識(改訂版)」として刊行し、幅広く社会に還元してまいりました。
 当会の親睦行事は、ラクビー観戦等の後輩の活躍を応援することや、ゴルフ、スキー等のスポーツ、落語鑑賞を始め日本酒の研究と幅広いテーマで実施しています。また、年齢を超えての交流のほか、特に、若手だけの親睦にも力を入れています。
 事業の柱の2つ目は、明治大学と校友への支援です。
 明治大学校友会の協力のもと、校友の直面する諸問題について、8士業でその解決に役立つ情報等の提供し、あるいは相談に預かり、当会の目的である「社会的諸問題の一元的な解決に向けて」の具現化に努めています。また、大学が実施するホームカミングデーに参画し、「よろず士業相談会」を開催し、直接、校友およびその関係者の相談に対応する事業も行なっています。
 これらの活動の源泉は、母校明治大学で学んだことにあります。明治大学で学び、専門領域は違っても専門家としての苦労は共通するものがあり、その思いが、母校愛の発露として、専門家の矜恃と相俟って、明治大学並びに校友への貢献の礎となっていると確信しています。
 当会は、専門家集団という特徴を活かし、今後も明治大学の発展に寄与していきたいと願っております。
 当会の活動のご理解をいただき、関係各位のご支援、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
 2024年1月

明治大学士業会    
会長 加藤 政也

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